こんにちわ、ひかるです。
先日、こういうツイートをしました。
【自信を持つ方法】
これは私の考えですが、
・自信を持ったフリをする
・自分はよく出来た!と思うこのメンタルから働きかける系は
厳しめにいうと無駄です。本当に自信をつけたいなら
✔️小さな成功体験を沢山するこれ一択
何も成功してないのに、
自信持て!なんて
それ余計に辛くなるよ😇— ひかる@精神科勤務のトレーニー (@siomisukiii) February 6, 2020
精神科に5年ほど勤めていますが、今日はこれについて解説していきます。
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「自信がない」メンタルでは治りません。
SNSで時折、自信がない時の対処法という項目をみます。
その内容は・・・
- 自信を持ったように見せる
- 自信があると信じ込む
と、書いてありました。
「ほお〜なるほど〜」と納得いくような気がする文章ですね。
他にも、誰かが悩んでいる時にこういったリプライも・・・


そう、その意見もわかるのです。
考え方を変えることが大事なんだよ、という言いたい気持ちも分からなくもない。
ただ、そんな簡単に出来るものなら、とっくに考えているし、なにより悩んでいない。
そもそも、自信がないのに、自信を持ったように見せるだなんて、なかなか酷な話だと思うのですよ。
はたして、”自信がない”に対しての正しいアプローチは、考え方の問題だけなのでしょうか?
必要なのは小さな成功体験
私の結論は、こうです。
”自信がない”の解決法は、小さな成功体験を沢山経験する。が大事だということです。
成功体験は「行動」があってこそ。
自信のない人、不安な人の共通点として、下の3点があげられます。
- 気持ちから変えようとする。
- 私はだめだと思い込む。
- 失敗は絶対してはならないと考える。
この考え方は、村社会で育った日本人あるあるなのですが、この考えで果たして楽しい生活を送ることができるのか?
当然、答えはNOです。
何も始められない。失敗を恐れて何も出来ない。そりゃ動いてすらいないのですから、自信がなくなって当然なのです。
それを改善するには、まずは自分が出来る小さな行動をこなす事がキーポイント。
✔️ ご近所さんに自分から挨拶できた
✔️ 未開拓の店に一人で行けた
✔️ ジムで重いダンベルを持てるようになった
そんな、不安だけどやってみたら意外とできた!という、小さな成功体験の積み重ねが、自信のある自分を作り上げていくのです。
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自分に嘘をつくことが正義ではない。
例えば、友人との会話で、
「いまは手持ちにお金がないんだ」と、相談したとします。
その時の返答が・・・

と言われたら、あなたはどう思いますか?
「いや、お金ないって言っとるやん!?」と即答しますよね?
自信もそれと同じ。
”手元に無いのに、あるように見せよう”と思えば思うほど、強い違和感に支配され、結果、自分自信に嘘をつくということになります。
ここで必要なのは、「自分には自信がない」という事実を受け入れること。
そうすれば、
✔️ 自信がないから、対策をしよう。
✔️ 自信がないけど、〇〇はできる。
と自己分析したのちに、行動に移すことができます。
自分自身に嘘をついて生きていくことは、本当の自分にとってストレスでしか無いのです。
よって、「自信がない」はメンタルでは治りません。
自信が無いを解決するのに、
- 自信を持ったように見せる
- 自信があると信じ込む
という思考は、厳しめにいうと無駄です。
だって「自信がない」は、メンタルからのアプローチでは治らないから。
必要なのは、「小さな行動力」と、「その行動によって得た成功体験」これだけです。
もちろん人間なので、行動して失敗することもあります。
だけども、その時は「行動できた」という成功体験が残ります。
「やらない後悔より、やる後悔」
まさにこの言葉のとおり、
- 今やってみたいこと
- やってみたいけど、ずっとやれないでいたこと
そんな、自分が手を出せそうなところからでも、一歩前に踏み出してみませんか。